転職・海外駐在

【グローバルに活躍】海外駐在に必要なスキル・能力<語学以外>

さな
さな
こんにちは!さなです。

●海外駐在するために語学以外で必要なスキルってどんなこと?
●海外駐在する前に知っておいた方がいいこととは?

このような方におすすめの情報となります。

海外生活15年以上、日・英・西の3言語を使用して海外駐在員の方々とお仕事を共にさせていただいた経験を基にこの記事を書いております。

仕事力

『仕事力』、『業務遂行力』はやはり大切です。

人によって駐在国での役割は異なるとは思いますが、特に現地スタッフの上に立つポジションの場合は、「問題が起こった時にどのように対応するのか」、「指示は明確に出してくれるのか」等は、しっかりと見られています。

そして、残念ながらそれができない場合は、現地スタッフからなめられることがあります。

ストレス耐性<タフさ>

仕事でもプライベートでも、日本では起こらないようなことが起こってしまうのが海外です。

「水が出ない」、「雨漏り」、「空き巣」、などなど、言いだすときりがないですが、何が起こっても「こんなもんだよね」と割り切れる寛大さ、柔軟性があるとストレスレベルを抑えられるようになります。良い意味でのいい加減さ(小さなことで腹を立てない)はとても大切です。

海外あるあるの一つとして、自分の弟子のように教育してきたスタッフが給与の高い企業へあっさりと転職してしまうケースもざらです。

せっかく時間をかけて育てたのに。。。
プライベートも仲良かったのに。。。

と落ち込む日本人は結構多いのですが、外国人は日本人ほど人情主義ではありません。

日本人よりはるかに高い割合で、給与ベースで動く人が多いので、こちらもある程度の割り切り感が必要です。

異文化適応力

『郷に入っては郷に従え』、『日本の常識は世界の非常識』という言葉があるように、国が変われば常識も変わります。

異文化を受け入れる柔軟性や寛大さはもちろんのこと、特に中国、タイ、インドへ赴任される方は、生活様式や宗教等、日本人がなかなか馴染めないことも多くあるので、なるべく事前に駐在経験者を見つけていろいろな情報収集をすることをお薦めします。

「業務中にいきなりお祈りが始まった!」みたいなこともあるようです。

例えば、このような日本人的な態度は好まれません。

●日本のやり方を押し通す
 →相手の文化を尊重して折り合いをつけることが大切
●残業するのは当たり前
 →海外は家族ファーストな国が多いです
●年功序列の昇進制度
 →海外は実力主義なので入社順で昇進していく制度は嫌がられます。
  そしてそれを見た仕事ができるスタッフは転職してしまうケースが多いです。
●大声を出すひと
 →同僚の前で叱責したり、大声を出したりすることは決してしない方がよいです。
●贔屓するひと
 →以外にみんなちゃんと見ているのが公平感です。

プラスαになるスキル

日本の文化や生活に興味を持っている現地スタッフも多いです。

日本ではタブーとされる宗教の話も、

「どんな宗教・思想を信じているの?」
「その宗教・思想は何をするの?」

などなど現地人は積極的に聞いてきます。

その他によく聞かれる質問としては、

「なぜ日本人は電車の中で居眠りするの?」
「なぜ日本ではポケットティッシュやサンプルをただで配るの?」
「なぜ日本人は血液型を聞くの?」

などなど。

そこで、日本人としてしっかりと説明をできるとさらに好感度、信頼度は上がります。

日本人だけれども、日本文化はあまり得意ではないという方は是非こちらの本を手に取ってみてください。


まとめ

語学以外の必要なスキル・能力についてまとめてみました。

語学以外といえども、どの項目もやはり語学はベースとなるスキルなので、ある程度の語学習得をおすすめします。

そうすれば、掛け算方式で、

上記3つのスキル『仕事力』、『ストレス耐性』、『異文化適応力』がどんどんレベルアップすることは間違いないでしょう。

下記の記事も是非参考にしてみてくださいね!